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水滸伝Part1

2014.06.09

こんにちは。島浦です。
梅雨空が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
そんなジメジメ気分を晴れやかにする本をご紹介。
その本は・・・。「水滸伝」 北方謙三作。

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北方先生といえば、我らが青春時代の愛読書HDP(ホットドッグプレス)で「試みの地平線」というコーナーでお悩み相談をしていました。
「ソープに行け」で有名なハードボイルド作家でございます。
私はこの水滸伝(単行本で全19巻)3回読破しました。
内容は中国の北宋末期時代、「替天行道」を合言葉に腐敗した政府を様々な漢達が立ち向かうという歴史小説。
3回読んでも泣けます。
1番凄いと思うのはストーリーもさることながら、登場人物の1人1人のキャラの生き様がすごく熱い!!
宋江、林冲、魯達、史進、公孫勝、武生、李俊・・・。生き方、死に方が凄すぎる。
個人的には林冲(最強騎馬隊)が敵に突っ込んで行くシーン。「俺は女一人を守れずして死んだと言われたくない」
女武将扈三娘をかばいながら死んでゆく・・・。最強な漢がそんな!?過去に実は愛していた嫁を死なせているが故の死に方。格好良すぎます。
そして普段からいがみ合っている公孫勝が「林冲は死にたがっていた」というセリフを残し、酒甕を抱えながら一条(ひとすじ)の涙を流す・・・。
いつもこのシーンで自分も泣いてしまいます。
他様々な名シーンがありますが、また追ってご報告いたします。暑苦し!
どなたか水滸伝について熱く語りましょう!!

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